仕事を辞めたいと感じる瞬間あるある10選|限界サインの見分け方

そろそろ潮時かも?仕事を辞めたくなる瞬間あるある10選

「あ、無理かも」と思う瞬間、誰にでもあります。共感必至の10選、いくつ当てはまるか数えてみてください。

日曜の夜、サザエさんのエンディングが流れ始めた瞬間、胃のあたりがきゅっと縮む感じ、ありませんか。
勝手に「サザエさん症候群フルコース」と呼んでいるんですが、動悸がしたり、現実逃避したくなったり、なぜか急に部屋の掃除を始めたくなったり、症状はいろいろです。
仕事を辞めたくなる瞬間って、実はこういう小さな「うわ、無理」の積み重ねでできていることが多いんですよね。
大きな事件が一つ起きて決断するというより、地味な「うわ」が10個くらい積もって、ある日突然コップから水があふれる、というパターンのほうが圧倒的に多いような気がします。
というわけで今回は、その「うわ」を10個、あるあるとして集めてみました。
3個なら「まあ普通」、5個なら「ちょっと黄色信号」、8個以上なら「もうそれ、答え出てますよね」というくらいの温度感で読んでみてください。
ちなみに数えてみたら7個でした。数えなければよかったと今は思っています。

通勤・出社編

①駅が近づくにつれて歩幅が狭くなる

家を出るときは普通に歩けているのに、駅が近づくにつれてなぜか歩幅がじわじわ狭くなって、信号待ちの数十秒がやたら長く感じられる、という経験はありませんか。
本人としては「別に急いでいないから」と言い訳を用意しているんですが、実際のところはただの現実逃避だったりします。
似た症状に「エレベーターに一人で乗ったときだけ、やたら深いため息が出る」というのもありますよね。
誰も見ていないのに出るため息ほど、正直なものはありません。
頭では「いつも通り」と思い込もうとしていても、体のほうが先に本音を漏らしてしまう。それがこのタイプの厄介なところです。
ちなみに、休日に遊びに行くときの歩幅は、誰に指導されたわけでもないのに自然と広くなるんですよね。人間の体って、正直すぎます。

②月曜だけでなく、日曜の夕方から具合が悪くなる

いわゆる「サザエさん症候群」が、月曜どころか日曜の15時くらいから発動し始めたら、それはもう黄色信号どころかオレンジ信号だと思っておいたほうがいいかもしれません。
最初は月曜の朝だけだったはずなのに、気づけば日曜の昼、そのうち土曜の夜にまで前倒しされてくる。
このペースで前倒しが続くと、そのうち週の真ん中あたりから調子を崩し始めるんじゃないかと、本気で心配になってきますよね。
休みの日にまで仕事のことを考えて胃が痛くなるようなら、それは単なる「疲れ」では片付けられない段階に入っているサインかもしれません。
「休日を丸ごと仕事に人質に取られている」状態がしばらく続いているなら、それはもう笑い話では済まされないレベルです。

仕事を辞めたいと感じる瞬間あるある10選

仕事中編

③時計をチラ見する回数が異常に増えた

気づけば1時間に10回以上、時計やスマホの時刻表示を確認している。そんな自分に気づいたことはありませんか。
「まだ10分しか経ってない」を1日に何度も味わうようになったら、それは体感時間のバグというより、単純に「今の作業がつらい」というサインだと考えたほうが自然かもしれません。
以前は集中していれば数時間があっという間だったはずなのに、今はコピー&ペーストの単純作業ひとつにも異様に長く感じてしまう。
これは能力が落ちたわけではなく、モチベーションのメーターが底をついているだけ、というケースが多いようです。
給油ランプが点灯している車を、そのまま無理やり走らせ続けているようなもの。そう思えば、多少は自分を責めずに済むかもしれません。

④「今日、何のために働いているんだっけ」と真顔で考える

ふとパソコンの画面から目を離した瞬間、「あれ、自分は何のためにこの作業をしているんだっけ」と真顔で考え込んでしまうこと、ありませんか。
特に、指示されたタスクの意味や目的を誰も説明してくれないまま、とにかく手を動かし続けている状態が続くと、この症状は加速しやすいようです。
「作業はしているのに、仕事をしている実感がない」というのは、想像以上に心をすり減らす状態だといわれています。
やりがいというのは大げさなものでなくてよくて、「これは誰かの役に立っている」という小さな手応えだけでも、実は十分だったりします。
それすら感じられない日々が続いているなら、それは立派な黄色信号です。会議室の窓から見える空の色より、自分の心の色のほうを気にしたほうがいい時期なのかもしれません。

▶ ポイント
ここまでの4つは、いわば「日常の中のノイズ」タイプです。
一つひとつは些細でも、積み重なると地味にダメージが大きいもの。
「最近、こういうのが増えたな」と感じたら、それは疲労のサインとして、心のメモに残しておくくらいでちょうどいいと思います。

人間関係編

⑤上司の足音だけで動悸がする

廊下から聞こえてくる足音だけで「あ、あの人だ」と分かるようになったら、それは特殊能力ではなく、単純にストレスセンサーが過敏になっているサインかもしれません。
足音を聞き分けるスキルなんて、履歴書のどこにも書けないのに、なぜか異様に精度が上がっていくんですよね。
名前を呼ばれただけで肩がびくっと跳ねる、話しかけられる前から言い訳を用意し始める、といった反応も同じグループに入ります。
特定の人の気配だけで身体が緊張状態に入ってしまうのは、脳と体がすでに「この人は要注意人物」と学習し切っている証拠でもあります。
これが数ヶ月単位で続いているなら、環境そのものを変える相談をしても、まったくおかしくない状況だと思います。人間は、足音で天気を判断するようにはできていませんから。

⑥ランチの時間が唯一の心のオアシスになっている

「今日のご飯、何しよう」と考えている時間だけが、1日の中で唯一まともに笑える時間になっている。それ、実はかなり分かりやすい危険信号です。
本来ランチタイムは、仕事の合間の小さな息抜きのはずなのに、いつの間にか「その時間だけが生きがい」というレベルまで比重が上がってしまっている人、多いのではないでしょうか。
逆にいえば、それ以外の時間はまったく心が休まっていない、ということでもあります。
コンビニのレジで店員さんと交わす「お願いします」「ありがとうございます」のやり取りが、1日で一番リラックスできる会話だった、という笑えない話も珍しくありません。
そのやり取りに癒やされること自体は悪くないんですが、それが職場での会話の最高記録になっているなら、少し職場の人間関係を見直す時期かもしれません。

転職の内定が出ない時期のメンタルの保ち方

お金・待遇編

⑦給与明細を見るたび、電卓を叩いて確認したくなる

「今月、控除多くない?」と毎回電卓を叩いて確認したくなるレベルで手取りに納得がいっていないなら、それはもう慢性的な不満と言っていいかもしれません。
残業した分がきちんと反映されているか、何度も見直したくなる。
求人サイトを開いて、同業種・同年代の相場をこっそり調べてしまう、というのもかなりよくあるパターンです。
「自分の給料、世間相場と比べてどうなんだろう」と気になり始めた時点で、心のどこかはすでに外に目を向け始めているのかもしれません。
調べた結果を見てホッとするか、それとも青ざめるかは人それぞれですが、どちらにしても「知らないまま不満だけ抱える」よりはずっと健全だと思います。

⑧「この会社に何年いるつもりなんだろう」と急に我に返る

会議中や作業の合間に、ふと「自分はこの会社にあと何年いるつもりなんだろう」と我に返る瞬間、ありませんか。
将来のキャリアパスや年収の伸びしろが、まったくイメージできないまま、なんとなく今日も出社している。
このタイプの「うわ」は静かで地味なんですが、実はかなり根が深いんです。
派手な不満ではなく、じわじわとした閉塞感として蓄積していくタイプの疲れだからです。
「なんとなく今日も出社している」が3年続くと、なんとなく5年になり、気づけば「なんとなく10年選手」が誕生してしまう。この「なんとなく」の伸びしろだけは、なぜか無駄に高いんですよね。

▶ ポイント
お金や待遇に関する不満は、一時的な感情ではなく、数字として比較できる部分でもあります。
「なんとなく」で終わらせず、実際に同条件の求人相場を調べてみると、モヤモヤの正体がはっきりすることが多いですよ。

将来への焦り編

⑨同世代の活躍がSNSで目に入るたびダメージを受ける

SNSを開くたびに、同世代が転職を成功させた報告や、新しいプロジェクトで活躍している投稿が目に入り、そのたびに小さくダメージを受ける。そんな人、少なくないと思います。
「別に張り合うつもりはないんですけどね」と自分に言い聞かせながら、結局その投稿を3回くらい読み返してしまう。
比較して落ち込むこと自体は悪いことではなくて、それだけ「自分も変わりたい」という気持ちが心のどこかにある証拠でもあります。
問題は、その気持ちに蓋をしたまま、なんとなく日々をやり過ごしてしまうことのほうかもしれません。
ちなみにSNSで見える活躍は、たいてい本人にとっての「ハイライトシーン」だけです。舞台裏の地味な苦労は、まず投稿されませんから。

⑩スキルが全く身についている気がしない

「この仕事を続けて、自分は何ができるようになったんだろう」と振り返ったときに、パッと答えが出てこないなら、それは見過ごせないサインかもしれません。
単純作業の繰り返しばかりで、新しいスキルや経験が積み上がっている実感がまったくない。
このまま3年、5年と時間が過ぎたとき、自分の市場価値はどうなっているんだろうと考えると、急に不安が押し寄せてくることもありますよね。
成長実感のなさは、給料の不満以上に、静かに、でも確実に人のやる気を削っていくものだといわれています。
「去年の自分と今年の自分、何が変わった?」と聞かれて即答できないなら、それは一度立ち止まって考えるタイミングなのかもしれません。

まとめ

10個並べてみましたが、正直なところ、全部に一つも当てはまらない人のほうが珍しいのではないかと思います。
大切なのは「いくつ当てはまったか」を数えて落ち込むことではなく、それだけの兆候が積み重なっているという事実に、きちんと目を向けることです。
たった一つの出来事で辞めたいと思う人は少なくて、大抵はこういう小さな「うわ」が静かに積もり続けた結果として、ある日限界がやってきます。
思い当たる項目が多かった人ほど、一度立ち止まって、自分の状況を整理してみる価値があると思います。
ちなみに、この記事を読んで「あるある」と笑いながら7個以上チェックが入った人は、そろそろ本気で考えるフェーズに入っているのかもしれません。